「コンドラチェフの波」ってどんな波?
今回は景気循環の話です。
なんだか難しそうですが、簡単に説明するのでぜひ最後まで読んでみてください!
景気循環とは
景気循環は字の通り「景気において見られる循環的な動き」のことです。
これだけではイメージしづらいと思うので、例を挙げたいと思います。
景気循環の例
景気循環論として、主に次の4つが知られています。
「キチンの波」
約40カ月の周期の循環で、主に企業の在庫変動が原因となります。
「ジュグラーの波」
約10年の周期の循環で、企業の設備投資が原因となります。
「クズネッツの波」
約20年周期の循環で、建設需要が原因となります。
「コンドラチェフの波」
約50年の周期の循環で、蒸気機関や鉄道、自動車、原子力、航空力学、各種デジタル技術などの技術革新が原因となります。
ちなみにこれらはすべて発見者の名前が由来となっているそうです。
例題
Q.
産業の技術革新などに起因する約50年周期で起きる景気循環のことを、これを提唱したロシアの経済学者の名をとって「何の波」というでしょう?
A.
コンドラチェフの波