知っておいたほうがいい?!トリアージとは?
トリアージとは「傷病者など治療を受ける必要のある人々の、診療や看護を受ける順番を決定する」ことを言います。
玉突き事故などの複数個の救急隊が出場する事故では、隊と隊の意思疎通のためにトリアージタッグが使用される。
トリアージタッグは、判定結果によって4色のマーカーで傷病者の優先度を決めるもので、一般的に傷病者の右手首に取り付けられます。
トリアージタッグでの判定
黒、赤、黄、緑の4色で分けられ、このように判断されます。
黒 カテゴリー0(無呼吸群)
死亡、または生命徴候がなく、直ちに処置を行っても明らかに救命が不可能なもの。
赤 カテゴリーI(最優先治療群)
生命にかかわる重篤な状態で一刻も早い処置をすべきもの。
黄 カテゴリーII(待機的治療群)
基本的に生命徴候が安定しているものの、早期に処置をすべきもの。
緑 カテゴリーIII(保留軍)
歩行可能で、今すぐの処置や搬送の必要のないもの。
例題
Q.
日本の「トリアージタッグ」の色で、死亡者や救命不能と判断された患者に取り付けられるのは何色のタッグでしょう?
A.
黒