同情の気持ちによって、弱いほうを味方したり応援したりしてしまうことを指す「判官贔屓」ですが、この判官はとある歴史上の人物を表しています。
義経の呼び名の一つとして『九朗判官義経(くろうほうがんよしつね)』というものがあります。
九朗は九番目の子、判官は役職の名前です。
もともと判官贔屓は、人々が源義経に対して抱く、客観的な視点を欠いた同情や哀惜の心情のことで、それが今日では弱いほうを応援してしまう心理のことを指すようになったんだとか。
例題
Q.
弱者への同情を意味する「判官贔屓」の由来となった「九朗判官」とは、誰のことを指しているでしょう?
A.
源義経