「とんちんかん」の語源って”鍛冶屋”なの!?「とんちんかん」の意外な意味と語源とは
「とんちんかん」の意味と使い方
「彼の言うことはいつもとんちんかんだ」
のように、物事のつじつまが合わないことや見当違いであることを指す言葉です。
一応漢字で書くことができ「頓珍漢」と書くそうですが、これは当て字なので漢字の持つ意味には関係ありません。
「とんちんかん」の語源
とんちんかんの語源はズバリ「鍛冶屋から聞こえる相槌の音が交互に打たれて揃わないこと」に由来するそうです。
確かに言われてみると、”とんちんかん”という響きが金槌で打っている音を表現しているように思えませんか??
鍛冶屋で親方が鉄を打っているとき、合間には弟子が槌を入れます。
弟子が打つ場所を間違えたりタイミングを外したりすると、二つの鉄を打つ音がちぐはぐに聞こえ、それが「とんちんかん」という音だったとか
ちなみに、同じく鍛冶屋が語源である「相槌を打つ」という言葉もあります。
鍛冶屋で親方と弟子が交互に鉄を打つことを「相槌」と言い、会話をするときに相手の話に調子を合わせて、頷いたり受け答えをしたりすることを指します。
例題
Q.
鍛冶屋から聞こえる相槌の音が交互に打たれて揃わないことに由来する、物事のつじつまが合わないことや見当違いであることを意味する言葉は何でしょう?
A.
とんちんかん